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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年06月02日

例の泥棒とP38

P38
例の有名な泥棒
当然のようにワルサーP38を持ってるけど、ふと気付いたんスよ
持ってるのがP38である必然性無くね?って

いや例えばですよ、突然仕事かなんかの断れない用件で、「細かい設定は任せるから例のアニメの丸パクリで話を作れ」って言われたとき、P38を持たせますか?
普通の考えだと持たせないと思うんですよ

好みもあるだろうけど、色々な候補を押しのけて真っ先にP38が出てくるってのは無いでしょ

例えばSIGのP210やCz75(1st)みたいな伝説の銃でもなければ
初代アルセーヌが持ってたようなクラシックな銃でもなく
Px4やXDM-40みたいな今どきの銃でもない
P226みたいに各方面から信頼されて使われてるってわけでもない
そもそもあの泥棒って、仲間の某ディメイションのM29や某ファイブの斬鉄剣みたいに、いつも使ってるような"定番ツール"って他に持ってないんですよ

そもそもP38って1937年完成、1938年ナチスドイツ正式採用の、中途半端に古い銃なんスよ
漫画版の連載開始が1967年で、その時点で30年落ちで最新銃ってモンでもないし
信頼度だって、撃ってるとスライドが飛ぶとか、「8発威嚇で弾丸切れになった銃をブン投げて初めて命中する」とかいうジョークがあるとかで、絶大とは程遠いし
弾数だって9mmパラベラムが8発と、特に優秀でもないし
そもそも例の泥棒ってフランス国籍で、そういう意味でもドイツの銃を使う意味がわからんのですよ

これはアレだろうな
作者が特にこだわりも無く適当に選んだのが定番と化し、変えるに変えられなくなっちゃったんだろうなぁ
漫画でリバイバル版みたいなのがやってて、それではワルサーP99を使ってたけど、定着しなかったし

TVスペシャルシリーズ第9作に、そのままズバリ「ワルサーP38」って題のがあって、それを見れば答えが出てるかもしれないけど、
当方の中では山田康雄さんが亡くなってから見てないし見る気もないしなぁ

とまぁ、そんなどうでもいい事を考えてた次第にございます


文:ゲッベルス  


Posted by 赤の広場構成員  at 23:46Comments(0)雑記